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2021.11.12

ITコンサルが取得すると良い主要資格7選とベンダー系資格6選を紹介!取得するメリットも解説

コンサル募集

高い年収が期待できる職業として人気が高いITコンサルタント。ITコンサルを目指すために「どんな資格があるのか知りたい」「資格は必要なの?」といった疑問をお持ちの方も多い

でしょう。

本稿では、ITコンサルタントにとって役立つ主要な資格7選とITベンダー系の資格6選についてそれらを取得するメリットを解説していきます。ITコンサルの資格について具体的に知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

※本稿で紹介する資格情報は2021現在9月時点の内容です。受験時には各資格の公式サイトにて最新情報をご確認ください。

ITコンサルに資格は必要?

基本的にITコンサルタントとして仕事をするのに資格は必須ではありません。

具体的な理由は以下の3つです。

  • 免許や特定資格が必須ではない
  • 資格の保有と実力は相関しない
  • 資格よりも実務経験の方が重要

免許や特定資格が必須ではない

ITコンサルは、医者や弁護士などがもつような業務独占資格が必要な職業ではありません。

そのため、資格は仕事をする上での必要条件ではなく、実務経験やポテンシャル、今までの信頼と実績の方がコンサルタントとして重要です。

ただし、今まで実務経験などがまったくない方やこれからフリーランスへの転身を考えているのであれば、まずはここで紹介する資格の取得を目指すことも一つの手です。

資格の保有と実力は相関しない

資格を持っていても、ITコンサルタントとしての実力が高いとは限りません。

ITコンサルの仕事はクライアントの課題を発見し解決することです。資格はこのような業務における知識の担保にはなるかもしれませんが、仕事上の実力とは関係ないと言えるからです。

実際にITコンサルタントの中には、資格を持っていなくても活躍している人はたくさんいます。

大切なのは資格をもつことよりもクライアントの希望に応えられるかどうかです。資格を取るメリットはありますが、取っただけでは実力が付いたとは言えません

資格よりも実務経験の方が重要

ITコンサルとして活動するのに重要なのは、資格よりも実務経験の有無です。

たとえ資格を持っていなかったとしても、十分な実務の経験があれば仕事を受けることが可能です。

クライアント側は、今までどんな課題をどのように解決し、それによって生じた成果や結果を見ており、それが仕事を任せる上での最も重要な判断材料です。

ITコンサルタントの実務の内容が知りたい方は、以下にて詳細をご覧いただけます。ITコンサルの種類についても解説しているので、ITコンサルへの転職やフリーランスを目指している方は、ぜひご一読ください。

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ITコンサルの資格を取得するメリット

実務経験の方が大切ではありますが、ITコンサルの資格を取得するメリットもあります。

  • 人脈が増える
  • 知識の幅が広がる
  • クライアントの信頼獲得に繋がりやすい
  • キャリアアップや転職する際に、実力を証明できる

上記4つを詳しく解説します。

人脈が増える

ITコンサルの資格を取得すると、有資格者しか入れないコミュニティーに加入できるため、自ずと人脈も増えていきます。そこでは以下のようなメリットが得られます。

  • 同業者との意見交換
  • 最新情報の入手
  • 仕事の紹介

変化が激しいITコンサルの業界だからこそ、資格取得を通じて人脈を増やして置くことに越したことはないでしょう。

知識の幅が広がる

上流フェーズでの実務ばかりをしていると、、実装上で必要な知識や、上流フェーズから考慮が必要なTipsが身につかない場合があります。

いくらITコンサルは実務経験の方が重要とはいえ、基礎的な知識がなければ最大限のパフォーマンスを発揮できません。

資格取得は、そのような基礎知識の土台づくりの助けとなります。実践のようなアウトプットも大事ですが、積極的に資格取得するなどのインプットを行い、知識の幅を広げると案件獲得にも繋がるでしょう。

クライアントの信頼獲得に繋がりやすい

多くのクライアントにとってIT分野は専門外の業界です。客観的に判断しやすい資格を持っておくと、信頼獲得に繋がります

高額なコンサル費用を払う上で、「本当にこの人で大丈夫か」といった不安を抱くクライアントも少なくありません。そのような要素を可能な限り潰すことが可能です。

キャリアアップや転職する際に、実力を証明できる

資格はキャリアアップや転職する際に、実力の証明として使えます。とくに今後フリーランスへ転身を検討している方は、自分自身が商品となるため、ITコンサルとしての能力を示すために資格を取得していきましょう。

難易度の高い資格を保有していれば、書類選考や面接時には武器となり、転職成功の可能性も高くなります。

そのため未経験から転職を考えている方や大手ITコンサルにキャリアアップしたい方は、資格を取得し積極的にアピールしましょう。

ITコンサルが持っておくと便利な資格7選

前述した通り、itコンサルに資格は必須ではありませんが、仕事や信頼獲得のためには役立ちます。

  1. ITコーディネーター
  2. ITストラテジスト
  3. 中小企業診断士
  4. ITパスポート
  5. プロジェクトマネージャー試験
  6. PMP
  7. CompTIA Project+

itコンサルが持っておくと便利な資格上記7つを紹介していきます。

資格①|ITコーディネーター

ITコーディネーターは、経済産業省が推進するIT技術を活用した経営課題の解決、業務の効率化や生産性向上、新ビジネスの提案・改革を支援できることを証明する資格です。

経営とITのプロと証明できるため、ITコンサルタントに適した資格と言えます。

試験は「ITコーディネーター試験」と協会指定の資格保有者が受験できる「専門スキル特別認定試験」の2種類です。

ITコーディネータ試験 専門スキル特別認定試験
受験資格 制限なし 対象資格保有者

(公認会計士、税理士、中小企業診断士などから1つ以上)

問題形式 多肢選択式100問 多肢選択式
試験時間 2時間 80分
受験料 19,800円(税込) 9,900円(税込)
受験形態 オフライン(全国にあるCBT-Solutionsの会場)

出典:ITC試験の案内

経済産業省推進で今後の需要も高く、合格率も5割を超えるため取得しやすい資格の1つです。学習時間は15時間程度で、試験対策をしっかり行えば十分合格できると言えます。

参考:合格者数及び合格率発表

資格②|ITストラテジスト

情報処理技術者試験の中で、合格率が15.3%(令和3年春期)という最難関の資格です。

出典:令和3年度4月試験 ITストラテジスト試験 合格発表

ITストラテジストは、システム開発の上流であるIT戦略の立案実行を経営者の視点で意思決定します。

出題形式 午前 I 試験 多肢選択式

午前Ⅱ試験 多肢選択式

午後Ⅰ試験 記述式

午後Ⅱ試験 論述式

試験時間 午前 I 試験 50分

午前Ⅱ試験 40分

午後Ⅰ試験 90分

午後Ⅱ試験 120分

受験料 5,700円(税込)

※2022年4月から7,500 円(税込)

受験形態 オフライン(全国の試験会場)

出典:制度の概要:ITストラテジスト試験

スケジュール、手数料など

これからますますDX化が進んでいくと予測されるため、ITストラテジストの資格持っているだけで人材としての市場価値が高まるでしょう。

資格③|中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の財務や労務などの診断・分析を業務とする国家資格です。ITコンサルタントはITを駆使し企業の経営課題を解決するため、適した資格と言えます。

出題形式 第1次試験 多肢選択式

第2次試験 筆記試験

試験時間 1日目午前 60分×2

1日目午後 90分×2

2日目午前 60分×2

2日目午後 90分

受験料 13,000円(税込)
受験形態 オフライン(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇)

出典:令和3年度中小企業診断士第1次試験について

中小企業診断士に受験資格はとくにありません。2016年度にはビジネスパーソンを対象にした人気資格ランキングで1位になっています。

出典:中小企業診断士トップに

合格率は20%と低いですが、コンサルをするうえで役立つ資格なため受験をおすすめします。

資格④|ITパスポート

ITに関する基礎的な知識を証明できる国家資格です。IT系の資格を取得するなら最初のステップとしておすすめします。

出題形式 多肢選択式
試験時間 2時間
受験料 5,700円(税込)

※2022年4月から7,500 円(税込)

受験形態 オフライン(全国100箇所)

出典:ITパスポート試験 受験申込み

合格率も50%以上を超えているため、他のIT系の資格と比べても難易度が低いのが特徴です。

参照:ITパスポート試験|試験結果

ITの基礎知識を持っていることがアピールできるため、未経験での転職やキャリアアップする方におすすめします。

資格⑤|プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験とは、プロジェクトの責任者として幅広い知識と技術があることを証明できる国家資格です。情報処理系の資格は13区分ありますが、プロジェクトマネージャ試験はその中の1つになります。

出題形式 午前 I 試験 多肢選択式

午前Ⅱ試験 多肢選択式

午後Ⅰ試験 記述式

午後Ⅱ試験 論述式

試験時間 午前 I 試験 50分

午前Ⅱ試験 40分

午後Ⅰ試験 90分

午後Ⅱ試験 120分

受験料 5,700円(税込)

※2022年4月から7,500 円(税込)

受験形式 オフライン(全国の試験会場)

出典:制度の概要:プロジェクトマネージャ試験

スケジュール、手数料など

合格率13.2%とかなり低い傾向です。しかし、プロジェクトマネジメント業務ができる人材は多くないため、取得すれば転職や独立時に役立ちます。

出典:H30年春期 プロジェクトマネージャ 合格発表コメント

資格⑥|PMP

PMPとは「プロジェクトマネジメントプロフェッショナル」の略称のことで、プロジェクトマネジメントに関する国際資格です。

国際資格なので、海外でもプロジェクトマネジメントの専門家として証明ができます。外資系企業に転職するなど、グローバルで活動したい人におすすめです。

受験資格 4年制大卒以上、あるいは36ヶ月以上のプロジェクトマネジメント経験

高校・短大卒業、あるいは60ヶ月以上のプロジェクトマネジメント経験

出題形式 多肢選択式(英語と日本語で併記)
試験時間 4時間
受験料 会員:44,550円

非会員:61,050円

受験形式 オフライン(全国10箇所)

出典:PMI® 試験・資格について

※1ドル=110円で計算

合格率は発表されていませんが、インターネット上では6割を超えていると言われています。他の資格と比べても合格率は高いと言えるでしょう。

また、PMPは一度資格を取ったら終わりではなく3年ごとに更新が必要です。

資格⑦|CompTIA Project+

CompTIA Project+とは、小規模〜中規模のプロジェクトを管理するプロフェッショナルであることを証明する資格です。試験内容は基礎的な部分で構成されています。

PMPのような受講資格が必要ないので、未経験でも受けやすいでしょう。

出題形式 多肢選択式
試験時間 4時間
受験料 42,408円(税込)
受験形式 日本各地のピアソンVUE試験会場/オンライン会場

出典:CompTIA Project+

認定資格試験価格 | CompTIA認定資格

試験はほぼ毎日行われておりタイミングが合えばいつでも受講可能で、結果は試験終了後すぐにわかります。

ITコンサルが持っておくと良いITベンダー系の資格6選

ITコンサルが持っておくと良いITベンダー系資格を6つご紹介します。

  1. GCP
  2. AWS
  3. Microsoft Azure
  4. Oracle Master
  5. SAP
  6. Salesforce

下記をご覧ください。

資格①|GCP

GCPとは、Googleが提供するクラウドサービスを指します。そのクラウドサービスに関する知識の理解度をテストするのがGCP認定資格です。

受験資格 18歳以上
出題形式 選択式
試験時間 2時間〜
受験料 Associate Cloud Engineer

13,750円〜

受験形式 テストセンター/遠隔監視オンライン

出典:Associate Cloud Engineer

※1ドル=110円で計算

GCP認定資格の試験は全部で12種類あります。取得者の87%がクラウドスキルに自信が持てるようになったと感じており、4人に1人が資格を取る前よりもリーダシップを任されるようになっています。

出典:Google Cloud 認定資格

資格②|AWS

AWSとは、Amazonが提供するクラウドサービスのことです。AWS認定資格を取得すればサービスを円滑かつ効率的に利活用できることを証明できます。

出題形式 複数選択または複数応答
試験時間 90分〜
受験料 AWS認定 クラウドプラクティショナー(基礎レベル)12100円(税込)〜
受験形式 テストセンター/オンラインプロクター

出典:AWS Certified Cloud Practitioner

AWS クラウドコンピューティング認定プログラム

資格の種類は大まかに基礎レベル、アソシエイトレベル、プロフェッショナルレベル、専門知識認定資格の4分類あり、さらに細分化されています。

年々AWSを導入する企業は増えており、今後の需要も高くなると予測できます。

導入事例があるだけ、AWS認定資格を持っているITコンサルの仕事も必然的に増えるわけです。将来性の高い人材を目指すなら、AWS認定資格を取得しましょう。

資格③|Microsoft Azure

Microsoft Azureは、マイクロソフト社が提供するクラウドサービスです。Microsoft Azure認定資格の取得で、マイクロソフトのクラウドサービスに関する知識・スキルの証明ができます。

レベルは初級・中級・上級と分かれており、さらに開発者向け・AIエンジニア向け・データエンジニア向けなどに細分化されています。

出題形式 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式
試験時間 60分〜
受験料 Azure AI Fundamentals(AIエンジニア向け)

社会人13,200円(税込)〜

受験形式 コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式

出典:Microsoft認定資格

Microsoft社が提供しているため、Excel・PowerPointなどのアプリケーションやWindows系のオンプレミスサーバーとの相性が良いのが特徴です。

Windowsは大企業から中小企業まで幅広く導入されているので、Microsoft Azure認定資格の需要は非常に高いと言えます。

資格④|Oracle Master

Oracle Masterは、オラクル社が運営するデータベースに関する認定資格です。日本の資格保有者は27万人以上と非常に人気があります。

参照:ORACLE MASTER 資格取得者数 27万人突破!

レベルはBronz、Silver、Specialist、Gold、Platinum、Expertの6種類あり、それぞれさらに細分化されています。

ステップアップ型の資格なため、まずはオラクルマスターBronzeの資格から挑戦しましょう。

出題形式 CBT方式(マウス選択問題)
試験時間 90分〜
受験料 オラクルマスターBronze

Bronze SQL基礎Ⅰ:14,960円(税込)〜

受験形式 テストセンター/オンライン

出典:認定試験一覧 | オラクル認定資格制度

オラクル社のデータベースは世界でもトップクラスのシェア率です。Oracle Masterを持っておけば、データベースやSQL関連のコンサルで非常に強みとなるでしょう。

資格⑤|SAP

SAPコンサルタント認定資格とは、ERP・SAP領域に関わるコンサルタントが取得すべき資格の1つで、大きく以下の3種類に分けられます。

  • アプリケーション
  • デベロップメント
  • テクノロジー
出題形式 CBT方式(マウス選択問題)
試験時間 180分(試験により異なる)
受験料 73,584円(税込)最大6つの試験予約可
受験形式 オンライン

出典:List of Valid Certifications

SAP社のERP「SAP ERP6.0」は、2027年に標準サポートが終了(EOL)します。

これは資格所有者にとって大きなチャンスです。製品の移行作業が増加するとともに、SAPコンサルタント認定資格保持者のニーズも加速します。

SAP S/4 HANAに移行する案件では、SAPコンサルタント認定資格保持者でなければ参画できない案件も多くあります。SAPコンサルタントは案件の増加・人材不足・世の中のDX化の観点から将来性が高いと言える資格です。

フリーランスITコンサル市場では、2021年時点でSAPコンサルと英語ができるPMクラスであれば、月収が300万に届くこともあります。

弊社Liberty Nation保有案件にもSAP関連が非常に増加しています。

資格⑥|Salesforce

世界最大のCRM管理ツールであるSalesforceに関する資格も、案件契約に有利に働くことが増えています。

  • 管理者・CRMコンサルタント向け
  • 開発者・アーキテクト
  • マーケティング

分類は上記3つからさらに細分化されています。

最初に取得するなら、Salesforce認定アドミニストレーターがおすすめです。Salesforceは利用しているクライアント数が多いため、フリーランスITコンサルの需要も高い製品です。

出題形式 多肢選択/複数選択方式
試験時間 90分〜
受験料 Salesforce認定アドミニストレーター

22,000円(税込)〜

受験形式 テストセンター/オンライン

出典:資格一覧 – セールスフォース・ドットコム

学習は公式提供の「Trailhead」という学習ツールを使いましょう。試験での出題範囲や出題項目の割合がわかるため、独学でも勉強しやすいのが特徴です。

ただし、Salesforceはローコードでの開発を売りにしているCRM製品なので、ITコンサルに求められるのは、Salesforce×TablouやSale Cloud, Service Cloudといった上位資格となります。

そのため、基本資格を取得した次のステップとして上位資格も目指しましょう。

Liberty NationではSelesforceの案件も増加傾向にあります。ご興味ある方はぜひご登録ください。

パートナー募集

資格よりもITコンサルに求められるスキル

 

ここまでITコンサルとして活躍するために役立つ資格を紹介してきました。しかし、ITコンサルに必要なのはそれらハードスキルだけではありません。それ以上に、実務経験やソフトスキルが求められます。

ITコンサル企業での実務経験

先述しましたが、ITコンサルとして活動していくなら資格よりもITコンサル企業での実務経験の方が重要です。

たとえば、「実務経験はないけど資格を持っている人材」と「資格はないけど実務経験豊富な人材」であれば確実に後者の方が信頼を得やすく、仕事も任されやすいです。

未経験からITコンサルを目指すのであれば、一度企業に転職し、現場で経験を積むことをおすすめします。

幅広いITの知識

ITコンサルタントは、幅広いITの知識を使いクライアントの課題解決できるスキルが必要です。そのため特定のIT知識だけに固執するのではなく、幅広く網羅的に知っておく必要があります。その際、資格取得まで至らなくても問題にはなりません。

クライアントの課題を解決するために、現場の課題に気が付けるレベルや、会話や提案ができるレベルまでの知識を身につけることが重要です。

たとえば、エンジニア出身のITコンサルでも、CRMの案件に参画すれば、WEBマーケティングの知識も少なからず求められます。また、移り変わるトレンドに取り残されないように、常にアンテナをはり知識をつけ続けることが大切です。

クライアントの業界の知識

ITコンサルとして活動するなら、クライアントの業界の知識が必要です。業界の知識が一定以上なければ、クライアントも安心して仕事を任せられず信頼性に欠けてしまいます。

とくに業界の商慣習や法規制、業界内で多くの使用されるITシステムなどの把握が重要です。ターゲットとなるクライアント業界の情報収集は欠かさないようにしましょう。

論理的思考(ロジカルシンキング)

クライアントの課題を解決するためには、論理的思考が欠かせません。論理的思考とは、因果関係がはっきりしており筋が通っている説明ができる思考を指します。

論理的思考は結論に対し「なぜ」を繰り返すことで身につけられます。「なぜ」を繰り返すと物事の因果関係がはっきりし、クライアントにもわかりやすく説明できるようになるでしょう。

コミュニケーション能力

ITコンサルタントは、コミュニケーション能力がないとクライアントとの信頼関係を築けず、本当の課題を見つけられません。

コミュニケーション能力の中でも、プレゼン時にはアウトプット力が、課題抽出のためのヒアリング時には傾聴力(インプット)が必要です。

相手のことを深く理解し、お互い協力しあえるような関係構築ができるようコミュニケーション能力を磨きましょう。

まとめ

ITコンサルは資格よりも実務的な経験を求められることが多く、実力で仕事を獲得できるかが決まります。

すでにITコンサルとしてお勤めの方で、これからフリーランスへの転身や副業をしたいとお考えでしたらキャリアの棚卸しや実力を証明できる資格を取得しましょう。

ご自身がアピールできる強みの分析、基本的な知識証明・案件獲得のための信頼につながります。

弊社Liberty Nationではフリーランス、副業案件を多く保有しております。ご希望の働き方に沿った案件を獲得したい方は、下記のバナーからぜひご登録ください。

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