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2020.5.26

フリーランスの戦略コンサルタント・AIエンジニアにおける案件特性・単価/年収の違い

コンサル募集

投稿者略歴

・フリーランス歴: 4年
・元戦略コンサルタント: 5年
・元AIエンジニア: 1年

前提

以下のような人材ケースを想定。
戦略コンサルタント:
・Big4の戦略部門出身者
・戦略コンサル出身者
・IT系からフリーランスで戦略案件へシフトし経験が2年以上の方

AIエンジニア
・推論モデルの構築を一人で推進可能な方

案件特性の違い

リモート比率・フルタイム比率の観点で大きく異なる
・ 戦略コンサルタント: 持ち帰り型案件中心×非フルタイム案件中心
・ AIエンジニア: 持ち帰り型案件中心×非フルタイム案件中心

戦略コンサルタントの案件特性

・大半の案件は70%以上はリモートの持ち帰り型案件
・常駐型は30%で、外部環境の調査案件が多数
・稼働率について、フルタイム案件はそこまで多くはなく、分散が大きい
・稼働率毎の該当案件
– 100%: コンサルタント主導の案件(外部環境や市場調査案件など)
– 70-90%: クライアント主導の案件(新規事業・事業戦略など)
– 40-60%: 上記のサブ担当 or 小規模な調査案件
– 10-30%: アドバイザリー案件

AIエンジニアの案件特性

・データセキュリティの観点で、リモートNGな会社が多く、70%が常駐案件
・リモートOKな案件はフルタイムでも非フルタイムでも人が足りないので、どちらも構わないというケースが多数
・またリモート案件は、機密性の低いデータを扱う自然言語解析や画像/映像/音声解析が大半
・案件はデータ分析+予測モデル構築が未だ大半を占める
・一方でDLモデルの構築(画像系など)は、2割程度と未だかなり少数

案件単価/年収の違い

戦略コンサルタント

前提
・戦略コンサル出身者の場合、個人の希望で稼働率100%以上働く場合が多い
(100%の戦略案件+30%のアドバイザリー案件で130%稼働など)
・この点は労働環境の差から来ており、一般的にコンサル会社で100%アサインとなると残業込みで100%のため、実態稼働率は200%超えることは良くある
・一方で、フリーランスの場合は100% = 160h/月を指すため、戦略コンサル会社の働き方を好む方は複数案件掛け持ちをし、200%近くにする方が多い
・概ね150%稼働が平均であるため、本算出でもそれを前提にする
※実態としては案件需給に稼働率は依存するため、100%未満の月もあれば200%近い月もあり、平均して150%程度となっている

用語定義
・案件単価: 100%換算の単価 *例: 20%稼働で30万円/月→150万円/月
・年収: 案件単価×12か月×150%稼働率

パートナー: 案件単価(250万円/月) / 年収4500万円 *個人営業をしない場合
・前提として、個人コネクションでの営業を実施しない場合とする。
個人コネクションを使える場合は、年収1億を超えるケースもあり、
個人コネクションの質と量に大きく依存する
・通常は、ほとんどがアドバイザリー(200-400万円)案件、一部200万円超え戦略案件を担当
・コンサル会社のパートナーは年収が7千万円を超えるため、下がることは事実ではあるものの、コンサル会社の場合は良質な案件獲得を前提とした年収設定のため、比較土台が異なるシニアマネージャー: 案件単価(180万円/月) / 年収3240万円
・戦略案件(150-250万円)とアドバイザリー(200-400万円)の概ね半々
・コンサル会社と比較した場合、概ね同程度の年収

マネージャー: 案件単価(150万円/月) / 年収2700万円
・戦略案件(150-250万円)が60%で、調査案件(100-150万円)が30%程度
・コンサル会社と比較した場合、概ね2倍となる

コンサルタント: 案件単価(120万円/月) / 年収2160万円
・戦略案件(150-250万円)と調査案件(100-150万円)の半々
・コンサル会社と比較した場合、概ね2.5倍となる

アナリスト: 案件単価(100万円/月) / 年収1800万円
・戦略案件(150-250万円)が30%、調査案件(100-150万円)が70%と調査案件が大半を占める
・コンサル会社と比較した場合、概ね3倍となる

AIエンジニアの案件特性

前提
・戦略コンサルとは異なり、100%稼働率を好む方が多い
※とはいえ、一部メンバーで200%近くを希望し実働している方もいる
・また常駐案件が多いゆえに、休日や深夜稼働で稼働率を増やすということは比較的に困難であり、案件マッチしない期間もあることを考えると100%未満が必然的に平均値となる
・本算出では90%稼働率を前提とする

用語定義
・案件単価: 100%換算の単価 *例: 20%稼働で30万円/月→150万円/月
・年収: 案件単価×12か月×90%稼働率
・DL案件: 自然言語/画像/映像/音声に関する深層学習を扱うモデル構築

CTO: 案件単価(150万円/月) / 年収1620万円
・アドバイザリー案件(150-200万円)が60%、開発案件 (80-150万円)が40%
・エンジニア会社と比較した場合、概ね同等 or 1.2倍の年収シニアAIエンジニア: 案件単価(110万円/月) / 年収1188万円
・開発案件 (80-150万円)が70%、アドバイザリー案件(150-200万円)が30%
・エンジニア会社と比較した場合、概ね同等 or 1.2倍の年収

ジュニアAIエンジニア: 案件単価(90万円/月) / 年収972万円
・開発案件 (80-150万円)が100%
・エンジニア会社と比較した場合、概ね1.5倍の年収

参考図書 / 参考データ

・自社の過去案件の成約データ
※自社データ中心のため、一定の偏りはありうる。

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