データ・AI活用×海外事例

2024.3.7

【データ・AI活用×海外事例】中国大手アパレルEC_複数チャネルにある顧客行動データの統合管理を実現

💡要約

  • 複数の販売チャネルと数千の店舗を保有する中国の大手アパレルブランドでは販売チャネル間の連携が不十分なことにより、70%の顧客からサービスに不満があるという評価がされていました
  • 販売チャネル間における顧客行動データを一元化し、異なる販売チャネルにおいても一貫性のある顧客サービス提供を可能とする仕組みを構築した
  • 成果として会員満足度が前年比48%増加、顧客の再購入率が前年比61%増加の大幅改善を達成した

課題

 同社では、複数ある販売チャネルおよび他社の販売プラットフォーム(公式サイト、アプリ、拼多多、天猫、阿里巴巴など)に顧客行動データが散在しているため、効果的な追跡と分析がでおらず一貫性のある顧客サービス提供の妨げとなっていました。
 また、このことから70%の顧客がサービス品質に不満を持っており、例としてオンラインで購入した商品を店舗にて返品することができない、オンライン上の割引キャンペーンを店舗購入では適用できないなどの不満が顧客からあげられていました。

解決策

 複数の販売チャネルに分散管理されていた顧客行動データを共通IDにより統合し、これにより複数の販売チャネルを横断した顧客行動データの管理を行うことで一貫した顧客サービスを提供する仕組みを確立しました。

成果

 この取り組みにより同社は、会員満足度が前年比48%増加、顧客の再購入率が前年比61%増加の大幅改善を達成しました。

実際の実現方法

同社が導入したシステムを、「Liberty DSP」で再現することが可能です。

1.各種チャネルに登録された顧客行動データベースを自動取得
2.顧客ごとに共通IDを付与
3.各種チャネルのデータを一つのデータベースに統合
4.全チャネル共通の顧客行動データを出力
 

LibatyDSP

「Liberty DSP」は、Liberty Dataが提供する、蓄積→分析・可視化→事象予測→事業最適化までを一気通貫で有機的に自動遂行することを志向したデータサイエンスプラットフォームです。

サービスサイト_「DSP for Chemoinformatics」 https://www.liberty-nation.com/dspchemoinformatics/
資料請求・お問合せ https://www.liberty-nation.com/contents/

 
 
参考記事:https://www.linkflowtech.com/customer-cases/how-can-apparel-brands-become-number-one-player-digitalization-case-not-be-missed