
SCM
データ・AI活用×海外事例
食品
2025.8.1
【データ・AI活用×海外事例】ジャマイカ最大級のファストフードチェーン”Juici Patties“_高精度なAI需要予測による欠品・廃棄損失の大幅な削減と、AIのデータ分析に基づく低コスト食材への代替提案による原価削減を実現
要約
- ジャマイカ最大級のファストフードチェーン”Juici Patties”は、米国進出にあたり、地域性を考慮しない経験則に依存した需要予測を行っていたが、精度が低く、在庫の過不足が発生する課題を抱えていた
- 社内外のデータを活用した精度の高い需要予測や、低コスト食材への代替をはじめとしたサプライチェーン全体の分析に基づく改善提案を行うことができるAIを導入した
- 欠品や廃棄による損失が大幅に削減され、原価削減により販売利益が向上した
課題
ジャマイカ最大級のファストフードチェーン”Juici Patties”は、米国進出にあたり、店舗数を急速に伸ばしました。しかし、米国の地域性を十分に考慮せず、人の経験に頼った需要予測の精度が低かったため、下記のような課題を抱えていました。
・在庫切れ
需要予測の精度が低いため適切な仕入れ判断ができておらず、在庫切れが頻発していました。特に、包装資材などの在庫不足により、商品の提供が困難になる事案が発生しました。
・過剰発注による食材の廃棄ロス
同じく適切な仕入れ判断ができていないので過剰発注してしまい、使い切れなかった食材が廃棄されることにより無駄な損失を生んでいました。
解決策
同社は、上記の課題を解決するため、次のような機能を持つAIを導入しました。
・精度の高い需要予測
POSデータ・販売履歴等の社内データや、天気・周辺イベントなどの外部データを効果的に活用し、高精度な需要予測を行います。
・サプライチェーン全体の動向を分析
サプライチェーンに関するデータを多様な観点で分析し改善を提案します。特に、食材については、味や品質を担保しながら、低コストなものへ切り替え可能な食材を判断しフラグ付けします。
成果
・欠品や廃棄による損失を大幅に削減
高精度な需要予測結果を基に、仕入れ計画を最適化したことで、包装資材や食材の欠品による販売機会の損失や、過剰発注による廃棄ロスが大幅に削減されました。
・原価削減により販売利益を向上
AIの提案に基づいて、低コストな食材への切り替えを行ったことにより、販売利益が向上しました。
実際の実現方法
同社が導入したシステムを、「Liberty DSP」で再現することが可能です。
LibatyDSP
「Liberty DSP」は、Liberty Dataが提供する、蓄積→分析・可視化→事象予測→事業最適化までを一気通貫で有機的に自動遂行することを志向したデータサイエンスプラットフォームです。
サービスサイト「Liberty DSP」 https://www.liberty-nation.com/product/